2週間続けておなかをリセットする

胃腸の中身は、ほぼ2週間で入れ替わります。

これはおおよその目安ですが、3日分の食事は2週間でおなかの中から消え、2ヶ月間でためこんだ体指肪を消すためには、2年という年月がかかります。

そう、食べたものの形跡を体から取り去るには、思った以上に時間がかかるのです。

そこで、まずやるべきことは、体質改善以前に、おなかの中にある「最近食べたもの」の大そうじなのです。

この胃腸のクリーニング・メニューを2週間続けると、胃の中に停滞していた食べ物や、腸の中にあった宿便などが少しずつ排出されます。

しばらくすると、おなかが軽くなり、さらに体そのものが軽くなることを感じるでしょう。

ぜひ、2週間続けてみてください。個人差はありますが、2週間後に体重を計測すると、3~5キロは減量できているでしょう。

激しい運動は控え、決して無理はしないこと

食事以外の注意点として、スポーツをやっている人は、この期間は激しい運動は控えてください。

ステップ1では、食べる量を消費量よりもかなりおさえて余計なエネルギーを排出できる体のリズムをつくります。

つまり、血糖が足りない状態をあえてつくり出すため、激しい運動をすると体に負担をかけてしまいます。

仕事や家事はいつも通り行なってかまいませんが、体がきつければ残業は控える、肉体労働は控えめこするなど、決して無理はしないこと。

ダイエットを楽しく乗り切るコツは?

これまでいろいろな患者さんと接してきましたが、「何となくやせたい」「健康になりたい」という人よりも、具体的な目標がある人のほうがうまくいきます。

つまり、ゴール地点を具体的にイメージしたほうが完走しやすいということです。

ある30代の女性は、息子さんに「ママがいちばん太ってる」と言われたことで一念発起。

「息子の小学校入学までにやせる」ことを決意されたそうです。

ほかにも…

・目標! 体重00キ口、ウエスト△△センチ!!
・00インチのジーンズをはけるようになる
・体指肪率を必ずOOまで落とす
・結婚式までにドレスの似合う体型になる
・次の健康診断までにOOの値を標準まで下げる

など、できるだけ具体的な目標を掲げてゴールを目指しましょう。

もうひとつ、完走できる方の共通点は、自分と自分の体によいイメージを持っていることです。

「自分はダメ」「やせられるわけがない」とマイナスイメージでとらえるのではなく、「自分ならできる」「必ずやせて健康になれる」とプラスイメージで走り出せる人が断然強いのです。

私は、みなさんに「周囲の人をひとりかふたり、振り返らせるくらいの覚悟で歩いてください」とお伝えしています。

歩き方からカッコよく、と意識することで、内面からも自信がわいてきます。

つい食べてしまう「自分との戦い」勝つには?

「太るのは罪だ!」というくらい、太ること、食べることに罪悪感を持っている人がいます。

実は、そのような人ほど、ダイエットで挫折したときに暴走し、かえって前より太ってしまいやすいのです。

太るのは罪なことでも、悪いことでもありません。

太るのは、体のバランスが偏っているという警告ですから、その体からのサインを受け止め、バランスを中心に戻していけばいいのです。

途中で我慢できずに食べてしまったら、何度でもやり直すことです。

では、つい食べてしまう「自分との戦い」に勝つには?

それには、正しいリズムで食べたときの爽快さを体で覚えることがいちばん。

一度体が覚えてしまえば、過食しそうになる自分に歯止めをかけられるようになります。